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経済・雇用

一、バリアフリーや定時定速による公共交通力のアップ

 

◎モノレールなど「今ある」公共交通の利便性向上◎ 

 やら えいさくは、「公共交通と交通政策に関する調査特別委員会」の委員長でした。

 市内を走る低床バスを増加させたり、雨でも濡れずに過ごせる屋根付きバス停を整備したりしてきました。

 今後も、「今ある」公共交通が市民にとって快適で便利であるよう、行政からの支援のあり方を考えていきます。

 

 中でも、重点を置きたいのは「鉄軌道」の充実策です。

 まず、「ゆいレール」ですが、ダイヤが少なすぎます。

 利用者が大幅に増えているのは喜ばしことです。しかし、「常に満員電車」状態での運行が多く、観光客の満足度を低下させています。

 ようやく、ダイヤ増発の発表がされましたが、遅い!!

 沖縄都市モノレールは腰が重い!! 

 市民、県民の税金で作ったインフラで営業している会社です。

 より「クレームの少ない」「顧客満足度の高い」運行のあり方など、市民の意見を積極的に、「素早く」取り入れてもらえるように働きかけます。

 

 

◎LRTの導入実現へ◎

 LRT(次世代型路面電車システム)の導入促進にむけて行動をします。

 「えいさくの政策の前提」でも述べましたように、

 那覇市という面積40㎢に満たないエリアだけを考えるのではなく、

 西日本で1、2を争う都会である「中南部大都市圏」の中核として都市計画を考えなければ、那覇のさらなる発展につながりません。

 

 例えば「仙台市」。

 東北地方の中核都市ですが、この「中南部都市圏」よりも広い面積であるのに、人口も人口密度も少ないんです。しかし、南北と東西に2本の地下鉄が走り、黒字運営です。

 モノレールの延伸とともに、那覇と周辺の都市圏に新しい都市交通が整備されても十分に採算がとれます。

 ただし、初期投資に関しては、国の交付金などの活用が絶対不可欠です。

 中でもLRT(次世代路面電車システム)は、既存の道路と併用し、地下鉄などに比べて圧倒的に初期投資が低くて済みます。

 沖縄県の鉄軌道計画とも調整をしたうえで、那覇―与那原―西原線を念頭に、調査・研究を引き続き行っていきます。

◎那覇空港の交通広場の拡大整備◎

 沖縄観光全体の大きな課題でもあります。

 夏場の多客期など、レンタカースペースの混雑から、「到着からレンタカーの貸し出しまで2時間かかる」などのクレームも寄せられ、観光客の満足度を低下させています。

 短期的な解決方法として、現在、各団体などの意見調整なども行われていますが、まずは行政が積極的に関与し、解決のリードをすべきです。

 交通広場の適切利用と利用客満足度の向上が両立できる案を業界団体とともに考え、決断力をもって示すべきです。

 

 中・長期的には、交通広場の拡大整備が必要です。

 この点も「那覇軍港の早期返還」とも絡んできます。

 軍港が早期に返還され、跡地利用がすすむことで空きスペースを生み出せます。

 那覇空港・那覇港を「世界に誇るゲートウェイ」にするべく、那覇軍港の早期返還に、議会としても取り組みます。

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